匿名さん
今年、1947~49年生まれの団塊の世代約800万人が、単なる「高齢者」から75歳以上の「後期高齢者」へと移行するのだ。このいわゆる「2025年問題」に、日本はまさに直面している。日本人は「年老いても何とかなる」という“集団妄想”にとりつかれている─英紙が考える「2025年問題」 (クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
日本は2025年、約800万人の団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる「2025年問題」に直面する。これに伴い、人口減少や現役世代の介護負担といった問題が深刻さを増しているが、有効な対策は講じられ
政府の予測では、2030年までに800万人以上の国民が介護に何らかの形で従事し、しかもそのうち4割が仕事を抱える現役世代だという。これはとても看過できない状況だ。2025年、日本の人口に対して65歳以上が占める割合はおよそ3割になる。
経済学者のなかには、この人口動態が1980年末~90年初頭に起きたバブル経済の崩壊と同等の混乱を日本にもたらすと警告する人もいる。
日本のように人口の大半が高齢化し、それに付随する諸問題が手つかずのまま残されている状況を経験している国・地域は他にないように思える。日本ほど平和で健康で栄養も足りている国の人々が、ここまで急激に減少したこともかつてなかった。日本が示す統計の数字は経済的、社会的、そして実存的に恐ろしいし、50歳を「若い」と感じさせるものでもない。