匿名さん
しかし、この5330億円のうち2270億円は「受診抑制効果(治療を諦める人によって医療費が削減される)」が見込まれていることが分かったのです。 1月23日の社会保障審議会・医療保険部会に提出された財政検証資料に、 「実効給付率が変化した場合に経験的に得られている医療費の増減効果(いわゆる長瀬効果:約▲2,270億円(給付費))を見込んでいる」 ※▲は減額を示す と明記されています。 長瀬効果とは、厚労省に戦前から伝わる経験則のことで、例えば、患者負担が増加する制度改革が実施されると、患者の受診日数が減少。このため医療費の伸びが例年と比べ小さくなる(医療費が削減できる)というものです。 つまり、厚労省の試算に受診抑制(患者が治療を諦める)を織り込んでいたということです。“高額療養費”見直し「『治療を諦める人が増えて2270億円医療費が削減できる』と厚労省が試算」に批判

