匿名さん
https://gentosha-go.com/articles/-/72224
東京の湾岸エリア、特に勝どきや晴海。ここ数年ですっかり街の景色が変わり、今や誰もが憧れる高級住宅街になりました。
ふつう、マンションの価格は駅からの距離や新しさで決まります。しかし、このエリアではその常識が通用しません。「窓から何が見えるか」、つまり眺望で値段が大きく変わってしまいます。同じマンションの同じ階でも、向きが違うだけで数千万円の差がつくことも珍しくないのです。
・一番高いのは、レインボーブリッジが見える「南西向き」
・次に高いのは、海が見えて日当たりの良い「南・南東向き」
・例外的に、「北西向き」も浜離宮のような特別な緑と都心が見えれば高くなることがある
・それ以外の向きは、近くの建物で景色が遮られがちで、価格は控えめになる。
つまり、湾岸エリアで大事なのは方角そのものより、「何が見えて、その景色が将来もなくならないか」。これに尽きる、ということです。
ただ、街が変わるということは、新しい建物ができて、今の最高の景色がいつか見えなくなるかもしれない、ということ。景色が値段に直結するこのエリアでは、将来の街の変化を予測することが、とても大切になります。


