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https://mainichi.jp/articles/20250930/k00/00m/010/119000c
「ここは日本なのだから、海外の文化を持ち込まないで、日本に合わせなさい」
神奈川県に住むネパール出身のジギャン・クマル・タパさん(46)は8月、帰宅中の電車内で、面識のない30代くらいの男性から突然、心ない言葉を投げかけられた。
<ネパールの帽子をかぶって歩くだけで『外国人だから』と視線を感じることが増えた。25年日本に暮らして、こんな怖さを覚えたのは初めてです>
その日の夜、タパさんはX(ツイッター)にそんな投稿をした。
殺到したリプライには、外国人による犯罪やマナーの悪さを訴える批判的な内容が目立った。
<日本に来る外国人の方々の一部が傍若無人に振る舞った結果でしょ>
<自業自得と因果応報>
この一件以来、トラブルに巻き込まれるのが怖くなり、街中ではトピを脱いでバッグの中にしまうようになった。