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https://www.businessinsider.jp/article/2511-insidechina-inbound/
中国から団体旅行を多く受け入れている宿泊施設、観光地にとっては大打撃だが、上記のような状況は、中国人向けインバウンドの全体を反映しておらず、関係者の受け止め方は比較的冷静だ。
第一に、訪日外国人旅行者に占める中国人の存在感はかつてほど圧倒的なものではない。
(2025年1~10月の統計によると中国人は)訪日外国人旅行者全体に占める割合は23%で、コロナ禍前の2019年の30%(総数3188万2000人、中国人959万4000人)から大きく低下している。
日本のインバウンドにとって中国人は重要なターゲットではあるが、伸びしろは違うところにある。
第二に、中国の大型連休が近づくと「爆買い」について聞かれる筆者がいつも答えていることではあるが、ツアー客が爆買いをするというような中国人の旅行スタイルは過去のものになっている。
観光庁の統計によると2015年はツアーの比率が42.9%だったが、2025年4~6月は11%に下がり、9割近くが個人旅行だった。
「団体旅行が〇件キャンセル」という報道はキャッチーであるが、中国人の訪日旅行の1割にすぎない。