匿名さん
https://times.abema.tv/articles/-/10238258?page=1
石橋さんには3つ離れた姉がいるが、既に嫁いでおり、介護の大部分は一人きりであった。ワンオペでは働くことが難しく、さらに家は賃貸。姉からお金の工面はあったものの、母親の年金に頼るしかなく、生活は苦しかった。
終わりの見えない日々に「母を捨てる。それがもし何の罪にもならないのであれば、私は母を捨てたい」という言葉も漏らしていた。
費やした時間は16年。気づけば48歳になっていた。それでも、ようやく自分の時間が持てるはずであったが、その後体調を崩し、医師からうつ病と診断された。再就職は思うようにいかず、現在は生活保護を受給している。
結婚など考える余裕もなく、頼れる人もいない。今、人と関わる機会はほとんどない。 「私、生きてられるのかなっていう不安もある。いてもいなくてもいいよねって。抜け殻っていうか、虚ろっていうか、空っぽっていうか、そんな感じで。あ〜もうなんか全然だめだわぁ」。
介護を終え、残ったものは何もない。「『それはあなたが選んだ自分の選択でしょ』と言われても仕方ないとは思う」と、静かに胸の内を語った。


