匿名さん
実は、中高生はポケモンに冷めているという。課金にも不満…「ポケモンGO」に冷ややか中高生の言い分 | 日刊ゲンダイDIGITAL
15~19歳のプレー率は51.2%――。なんの数字かというと、スマホゲーム「ポケモンGO」をプレーした人の年代別...
東京・練馬の高3女子が言う。
「私の周りでポケモンやっている子はいないよ。来年、受験だし。友達とは『そんなヒマないよね』って話してる。部活の後輩たちでも、3割くらい。そんな後輩も7月中には飽きちゃって、ほぼ放置プレーだよね」
そう言われてみると、街中や公園などでスマホにクギづけでポケモンに夢中なのは、サラリーマンやOLだったりする。
13歳未満不可の年齢制限に引っかかる中野の中1男子はまだやったことがないのに、ポケモンGOはイメージが悪いそうだ。
「ポケモンやりながら自転車こいでるオバサンに、スーパーの前でぶつけられそうになってさ。危ないから、自転車運転中は操作できないようにしてほしい。スーツ姿でウロウロしてポケモンやってるオジサンたちも、ゾンビみたいで怖い」
■移動できる時間はサラリーマンの方が多い
不満タラタラで、「ポケモンってよく知らないんだよね。妖怪ウォッチなら知ってるけど」と言う中学生は、ポケモンがキャラとしてウケた世代でもないのだ。同じく中野区の中2女子はこう話す。
「スマホは、クラス(36人)の8割が持っているけど、ポケモンやってるのは男子2、3人。そのうちひとりは、『大人が課金したり、不正にGPSを操作したりして、キャラをどんどん強くするから、中学生は勝てっこない』ってグチってた」
サラリーマンなら、通勤や出張で移動することが多く、カネにモノを言わせて遠出も可能だが、行動範囲の狭い中学生には移動することでレベルアップするゲームは不利だろう。プレーヤーの年齢でレベルに差がつきやすく、10代はやる気をそがれるようだ。
前出の高3女子の話。
「メタボの大人はポケモンやって歩いた方がいいよ。でも、部活やってる高校生や受験生は、ポケモンのために歩く時間なんてないし」