匿名さん
フィリピンでは5月の大統領選でドゥテルテ氏が当選して以降、既に約2000人が殺害されており、国連(UN)は同国の人権状況に対する懸念を表明している。麻薬常習者は「人間ではない」 比大統領、超法規的殺人を正当化
【8月29日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領が、自身の推進する容赦ない犯罪撲滅作戦で大量の死者が出ていることについて、麻薬常習者は「人間ではない」と示唆して正当化していたことが分かった。
しかし、ドゥテルテ大統領は26日夜に軍の駐屯地を視察した際、兵士らに向かって「人道に対する罪だって? はっきり言えば、そもそも、やつらは人間なんだろうか? 人間の定義とは何だ?」と語っていたことが後に公開された演説原稿から明らかになった。
ドゥテルテ大統領はさらに「人権? 脳みそがあるなら、正しい文脈で適切にこの言葉を使え。人を殺さずに戦争ができるか」と豪語し、多くの麻薬常用者は更生など到底できない連中だと主張した。さらに、国連をあざけり「私を刑務所に入れたいのか? あのばか者たちは、生きたまま私を捕らえられるとでも思っているのか。おお神よ、われわれは共に地獄に落ちるだろう」などと述べた。