匿名さん
■事件の経緯慶大集団暴行の捜査開始、加害学生6人が問われる罪は 被害者母は「厳しい処罰を」 - Ameba News [アメーバニュース]
慶応大が公認サークル「広告学研究会」の解散を命じたのは、10月4日のこと。同会は、女子アナの登竜門として名高い「ミス慶応コンテスト」の主催団体で、告示された処分理由は、「未成年者による飲酒」に関わるものだった。
しかし、それだけで解散処分は重過ぎると思うのは当然。裏には、別の「事件」が隠されていた。
本人の証言によれば、8月末、京子さんは、メンバー数人から、研究会が神奈川県葉山町で夏の間に運営している「海の家」の後片付けを手伝うよう、しつこく誘われた。サークル活動にほとんど参加していなかっただけに乗り気でなかったが、仕方なく9月2日、海岸近くの合宿所に出向くと、そこにいたのは男子学生5名、女性は自分1人だけだったという。夜、2階で飲み会が始まる。もう1人男子学生が到着するが、程なく1階で眠り、残った男性は5名。彼らに煽られた京子さんはテキーラをショットグラスで5杯呑まされる。朦朧としながらも、危険を察知して逃げようとしたが、1人に押し倒され、抵抗するも服を脱がされた。その上に裸になった2人が覆いかぶさり、性行為を強行。メンバーの1人にその様子をスマートフォンで動画撮影された。しかも行為の後は、別のメンバーに小便をかけられた――。
事実なら絶句するしかない蛮行である。翌朝、ようやく合宿所から逃げ出した京子さんは、帰宅途中の駅で動けなくなり、救急車で病院に運ばれて治療を受けることに。やがて駆けつけた母にすべてを打ち明け、大学や警察に相談。ひと月以上経った今、事が明るみに出たのだが、その間、撮られた動画や写真は学生の間で拡散され、京子さんはさらなる苦しみを負ったのだった。
■6人が問われる罪
この事案について、
「仮に被害者の証言がすべて立証されたとすれば、集団強姦致傷罪の適用が考えられます」
と述べるのは、元東京高検検事の川口克巳弁護士である。
「被害者は姦淫された上に、翌日、病院で治療を受けざるをえなくなった。これは心身に何らかの傷害を負ったことを意味しますので、強姦だけでなく、致傷罪の可能性が生まれる。対象者は姦淫に及んだ2人はもちろん、他3人も現場にいたワケですから、『共謀共同正犯』の可能性がある。また、階下で寝ていた1名についても他のメンバーが集団強姦する目的であることを知っていれば、同罪になる可能性はあります」
「集団強姦致傷」は最高刑が無期懲役という重罪だ。また、これが成立しなかったとしても、6名が問われうる罪はまだまだある。
「テキーラを呑ませた行為は強要罪が成立する可能性があります。また、スマートフォンの動画を流出させたメンバーは、近年施行されたいわゆる『リベンジポルノ防止法』違反に該当しますし、小便をかけた学生には、暴行罪が成り立ちうる。リベンジポルノを除けば、みな親告罪ではありませんから、被害者の意思とは関係なく立件が可能です」