匿名さん
広島の特集で、お好み焼きの映像に表示した「広島焼き」のテロップに広島の視聴者が反応。抗議を受け、NHKが再放送で「お好み焼き」と修正した。NHKを動かした広島の「お好み焼き愛」とは-。【TVチェック】「広島焼き」なんてものはない!と抗議 県民の「お好み焼き愛」でNHK『サラメシ』がテロップ修正
働く大人の昼食に焦点を当てたNHKのバラエティー番組「サラメシ」(総合テレビ、火曜午後8時15分ほか)。俳優、中井貴一さんの軽妙なナレーションでおなじみだが、9…
「『広島焼き』なんてものは、広島にはありません! 広島について放送するのに、広島人の感情を逆なでしてどうする?」(40代男性)
「広島県人が一番怒る言い方です。『広島風お好み焼き』ならまだ許せる。東京の人が作った番組だと思った」(30代女性)
NHKによると、9月20日の「サラメシ」放送後、広島出身の視聴者からそんな抗議が複数、寄せられたという。
番組では、プロ野球広島カープのリーグ優勝に合わせ、広島市を特集。マツダスタジアムに集まったファンに昼食の内容を尋ねたり、広島電鉄の車両部や社員食堂などを訪問。物議を醸したのは、番組冒頭、広島名物を紹介する中で、お好み焼きの映像に「広島焼き」というテロップを付けて放送した場面だ。
「『お好み焼き』は広島県民のソウルフードで、『お好み焼き』以外の何物でもない。残念ながら、他県で『広島焼き』と呼ばれることがあるのは理解していますが、広島ではケンカの火種になる言い方です」。広島で、昭和25年創業の老舗お好み焼き店「みっちゃん総本店」を展開する有限会社「いせ」の広報担当者は、そう強調する。