俺「3.9+5.1は?」 →バカ「答えは9.0だ!」

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匿名さん

小学校教師の立場で書かせていただきます。
かけ算、足し算の順序の問題と小数点の問題ですけど、別に奇習でもなんでもなく、教え方としてちゃんと意味があるということを申しておきたいと思います。
まず、かけ算ですけど、かけ算は足し算の特殊な計算として教えます。
それまでは

3+2+5

のような計算しか出会ってこなかった子どもが、

3+3+3

のような同じ数が続く足し算に出会うわけです。まだ続く数が3つぐらいならこれまでの足し算で計算すればいいですが、4つ5つ続くと困ったことになります。その時にかけ算という計算法があることを教えます。
教え方は例えば3が4つ続くなら3が4つ分ということで

3×4

とします。決して 4×3 とは教えません。
4×3になるのは4が3つ分の時です。

これは子どもに意味理解を促す指導法なんです。それを「どちらでもいいんだ、結局計算したら答えは同じになるんだから」と言ったらそもそもの意味理解ができなくなります。
かけ算を言葉の式で表すと

「1つ分の数×いくつ分=全部の数」

となるわけです。
そこをきっちり押さえたあとで、交換法則についても触れることになります。
ただ触れますけど、文章問題で立式させる際に順序をないがしろにはさせません。なぜなら式には意味があるからです。
ちなみにかけ算での順序の明確化が後の
わり算での立式の際に役立ちます。わり算にも2通りの意味があって等分除と包含除があります。まさかこれも意味なんてどうだっていいんだとはおっしゃらないですよね。
この教え方は、理にかなっていて子どもへの理解のさせ方として無理のないものだと思いますけど。
もし反論がありましたら、ぜひぜひ教えて下さい。
次に足し算についてです。
足し算も教える対象は一年生ですよ。中学一年生じゃないですからね。
順序って意味理解を促すには大事なものなんですよ。
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