匿名さん
【暮らしの注意報】今年もこの時期に…年々過熱する「子供の写真付き年賀状」論争 干支の着ぐるみ写真に「子供はペット?」
年末を控え、年賀状の用意を進めている人も多いだろう。親族や友人など、日頃は会えない人たちと近況報告を交わすには役立つ年賀状。子供の写真を載せた年賀状には、「子供…
■わざわざ年賀状のために?
「かわいいけれど、着せ替え人形やペットみたいだな…」
東京都内の会社員の女性(40代)は、同年代の知人から届いた年賀状を手にしてつぶやいた。年賀状には、一面に今年の干支である「サル」の着ぐるみを着た知人の長男(5)の写真。「わざわざこの年賀状のために写真を撮ったのかと思うと、正直びっくりします」と女性。「日常の風景や家族が集まっている写真ならまだしも、子供だけがこうした格好で写っているものだと、もらったときに何だか違和感がある」と本音を打ち明ける。
■盛り上がる市場
年末の時期にかけて例年、盛り上がる「子供の写真付き年賀状」論争。
「うれしくない」「子供の自慢に見える」といった否定的な意見も一定数ある一方、子供の写真を年賀状に載せたいという親側のニーズは高く、写真付き年賀状の市場は毎年盛り上がりを見せている。
ある通販サイトでは、「年賀状の撮影に!」というコメント付きで、来年の干支である「とり」の着ぐるみなどの衣装を用意。担当者は、「秋ごろから売れ始め、年末にかけて品薄になるものもある」と話す。親子でおそろいの着ぐるみを着て写真を撮りたいという声もあり、大人用のサイズも数年ほど前から取り扱いを拡大しているという。