匿名さん
テレビで披露したのは僕がアレンジしたヨーガのトレーニングで、本来は門外不出です。驚かれた方もいたかもしれませんが、怪しげな宗教にハマったわけではなく、心身ともに至って健康。いまの生活スタイルを始めてから体重は44キロ(身長163センチ)まで落ちましたけど、それは細マッチョなだけです。脱いだらすごい筋肉をしていますよ!片岡鶴太郎が激やせ 本人が明かす「125歳まで生きられる」健康法 | デイリー新潮
もはや「小森のおばちゃま」のモノマネで人気を博した頃の「鶴ちゃん」ではない。…
僕は長いこと、瞑想に興味があったんです。でも、オウム真理教の事件のせいで、どこかアレルギーがありました。
そんな時、たまたま先輩俳優の秋野太作さんに、
「歳のせいか、セリフ覚えが悪くて困ってるんです」
と相談したところ、
「鶴ちゃん、それなら瞑想をするといいよ」
驚いたことに、秋野さんは瞑想歴20年で、本まで出版していた。そこで、インド式ヨーガのマスターを紹介してもらいました。ただ、当初はやっぱり不安で、家族と事務所スタッフには、
「人体実験のつもりでやってみるけど、洗脳されてるんじゃないか、と感じたらすぐに言ってほしい」
と伝えたんです。結果としては杞憂でしたけどね。
■朝食に2時間
実際に日々こなしているヨーガのメニューを説明すると、まずは呼吸法。右の鼻の穴から息を吸って、左の穴から吐き、体内の活性酸素を抜いていく。数種類の呼吸法をやり遂げるだけで30分かかります。
次に、両手で腹部を揉んで、睡眠中に癒着してしまった内臓を剥がす。さらに、顔の筋肉と滑舌を鍛える運動をして、逆立ちなどの体操が続きます。そして、最後が30分間の瞑想です。
実は、ヨーガは瞑想のための準備運動なんです。お釈迦様の座り方、いわゆる蓮華座の姿勢を保つのは非常にキツい。柔軟性と強靭なインナーマッスルがなければ10分と耐えられません。
とはいえ、瞑想を終えた時の幸福感は他には代えがたいものがありますね。
――朝トレの所要時間は実に3時間超。その後の朝食にも「鶴太郎流」が貫かれている。
会食の席では何でもいただきますが、普段は果物と野菜、ナッツ、豆類だけの菜食です。食事は1週間に1回、自分で10種類ほどの料理を作り置きします。それを2時間かけてゆっくり味わう。
ちなみに、僕は1日1食で朝ご飯しか口にしません。食べた物をすべて消化してから寝ると内臓への負担が小さく、2~3時間の睡眠でも十分に疲れが取れるんです。
――起床して朝トレに励み、身支度を整えて家を出るまでに7時間を費やす。朝7時半に出発した取材当日は、午前0時に起きたという。
酒もタバコもやっていた30代の頃は、暴飲暴食のせいで65キロまで太ったこともあった。当時は朝になると後悔していましたが、いまは朝起きた瞬間から活力が漲っています。
実際、125歳まで生きるのも夢ではないと思ってます。その歳まで生きて午睡のごとく他界したい。これがいまの僕のテーマです。