匿名さん
マック、なぜ一度離れた客が再び店舗に戻ってきた?意外な外的要因による悪いイメージ払拭戦略 - ビジネスジャーナル/Business Journal | ビジネスの本音に迫る
マクドナルドの店舗(撮影=編集部) 2014年7月に判明した期限切れ鶏肉使用問題によって凋落の一途をたどっていた日本マクドナルド。しかし、昨年は新たな商品を積…
■「ポケモンGO」夏場のリリースでマクドナルドを手助け?
「ポケモンGO」が昨年7月24日に配信されたのに合わせ、同日より全国のマクドナルド2900店舗のうち、2500店を「ポケストップ」、400店を「ジム」として利用できるコラボレーションを実施。この効果が非常に大きかったと有馬氏。
「国内配信前から店舗にポケストップやジムを設置しようとしていたようで、マクドナルドのこのスピード感が奏功したかたちです。これにより今までマクドナルドから遠ざかっていた顧客の来店を、ブームに乗じて促すことができました。また、来店すれば何がしかは購入することになりますので、実際に何か商品を実食してもらうことで、先行していたネガティブなイメージが払拭されていったといえるでしょう」(同)
特にリリースが夏場だったため、清涼飲料やアイス類への需要が大きい時期で、休憩したいユーザーの利用が来店を後押ししたかたちとなった。安い単価での長時間利用を問題視もできるが、店内の賑わいが窓越しから確認できたことは、結果的に「マクドナルドはもう大丈夫みたいだ」と顧客に安心感を浸透させたと有馬氏は言う。