匿名さん
（小島佑樹記者報告）
裁判は17日で14回目となり、まもなく終わる見通しです。元女子学生は証言台まではマスクをしていて、なかなか表情までは見ることができませんでしたが、椅子に座ると背筋を伸ばして、聞かれたことに対しては「はい」などと相づちを打ちながら淡々と落ち着いた様子で受け答えをしています。17日の被告人質問には、元女子学生が逮捕後の約1年間、毎日、拘置所の中で書いていた日記の内容が弁護人から明かされました。大学ノート7冊分の日記には、拘置所の職員や弁護人を殺したいなどと書かれていたということです。「書いた時の気持ちは」と問われると「本当に人を殺したい気持ちで書かずにはいられなかった。書くことで発散していた」と話しています。17日の裁判も含めて被害者への謝罪や反省の言葉はいまだありません。20日からはこの裁判の最大の争点となっている元女子学生の責任能力について審理が進められる予定です。
テレビ朝日2月17日 18時06分
