匿名さん
添乗員、小学校教諭、大学生…。年齢も居住地域も違う男らの接点はただ一つ、男児への性的興味だった。男児にわいせつな行為をしたり、裸の画像を撮影するなどしたとして男6人が逮捕、起訴された事件。男児ポルノ愛好家グループ事件 「好きに触れる」…信頼感逆手に卑劣な犯行 偽名や画像の手渡し、捜査逃れに“鉄のおきて”
添乗員、小学校教諭、大学生…。年齢も居住地域も違う男らの接点はただ一つ、男児への性的興味だった。男児にわいせつな行為をしたり、裸の画像を撮影するなどしたとして男…
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検察側によると、橋本被告は昨年4月と5月に1回ずつ、静岡県伊東市内のスーパーで、顔見知りだった当時11歳の男児に声をかけた。いずれもその後に熱海市内にある元小学校教諭の田中耕一郎被告(66)=児童福祉法違反罪などで起訴、東京都国立市=が所有するマンションに連れて行き、裸にしてマッサージをしたり入浴させたりした。写真撮影なども行っていたという。
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一連の事件で逮捕、起訴されたのは20~66歳の男6人。被害児童は168人に上り、押収されたわいせつ画像は10万点を超える。神奈川県警少年捜査課を中心に、千葉、埼玉、静岡など7県警が共同捜査本部を組んで捜査を進めてきた。
同課によると、男らは男児性愛者が集うインターネット上の会員制サイトなどを通じて知り合ったとみられるが、もともとは、別々にグループを形成していた。
橋本被告をリーダーとする「あきら会」、そして東大阪市の元添乗員、開発(かいほつ)哲也被告(35)=強制わいせつ罪などで起訴=の「チーム TANK(タンク)」だ。捜査関係者は、開発被告の悪質性に特に眉をひそめる。被害男児168人のうち、実に3分の2にあたる113人に関与したとみられるからだ。
開発被告は平成24年8月ごろ、都内の旅行代理店で働き始めた。看護師の資格があり、看護添乗員として、主に小学生が対象の自然体験教室などに同行していた。
入社した動機について「わいせつ目的だった」と供述。すでにサイトを通じて顔見知りだった横浜市立大学4年、鈴木航平被告(22)=同罪で起訴=らに「ボランティアスタッフになれば、男の子を好きに触れる」などと声をかけていた。