匿名さん
「水蜘蛛」はこうやって使う
万川集海にも、水蜘蛛の外径を「二尺一寸八分(約65センチ)」にすることや、中央の板に「牛皮」を 敷くことなど細かい記載があるものの、使い方の説明はない。しかし中島さんが収集した別の古文書には 中央の板に「座る」と書かれており、中島さんは「一つの水蜘蛛に座り、足に『水掻(みずかき)』をはいて、 水面を進んだのでは」と推測する。
このように使うと安定して座ることができ、「水面で弓を使ったり、鉄砲を撃ったりすることも可能なはず」と 中島さん。よく知られた想像図にあるような使い方とはずいぶん違ったようだ。水掻は「万川集海」でも 水蜘蛛のすぐ後に紹介されており、足をかくときだけ二重になった板の後ろの部分が開き、 水をかくことができるという
万川集海にも、水蜘蛛の外径を「二尺一寸八分(約65センチ)」にすることや、中央の板に「牛皮」を 敷くことなど細かい記載があるものの、使い方の説明はない。しかし中島さんが収集した別の古文書には 中央の板に「座る」と書かれており、中島さんは「一つの水蜘蛛に座り、足に『水掻(みずかき)』をはいて、 水面を進んだのでは」と推測する。
このように使うと安定して座ることができ、「水面で弓を使ったり、鉄砲を撃ったりすることも可能なはず」と 中島さん。よく知られた想像図にあるような使い方とはずいぶん違ったようだ。水掻は「万川集海」でも 水蜘蛛のすぐ後に紹介されており、足をかくときだけ二重になった板の後ろの部分が開き、 水をかくことができるという
【関西の議論】イメージと随分違う忍者の“真の姿”…甲賀・伊賀の忍術を集大成した秘伝書「万川集海」を読み解く
例えば、中央の四角形の板を囲むように4枚の板を円形に組み合わせた「水蜘蛛」と呼ばれる水器。水蜘蛛を2つ用意し、中央の板に足をのせて忍者が水面を歩く想像図を見たこ…