匿名さん
5年ぶりに復活した昨年末の「M-1グランプリ」で優勝したお笑いコンビ、トレンディエンジェルが19日、大阪市中央区の吉本興業タレント養成所「吉本総合芸能学院(NSC)」の特別講師を務め、先月の月収が自己最高の100万円超えとなったことを明かした。
05年にコンビを組み、安定収入を得始めた07年に10万円だった月収は先月、斎藤司(36)が120万円、たかし(29)は108万円と、8年前から10~12倍の稼ぎになった。
「ネタを考える暇がないぐらい忙しくなった」とぼやいた斎藤だが、その分の実入りは青天井に上がっていた。講演後に取材に応じ、月収を告白したコンビだが、楽天社員から芸人に転身した斎藤には、まだまだ大きな夢があった。
「今年は音楽をやろうかなと思っていて。昨日、ヒャダイン(作詞・作曲家の前山田健一)さんに作詞、作曲を依頼しました。僕の目標はジャスティン・ビーバーなんで」
カナダ出身の世界的なシンガー、ジャスティン・ビーバー(21)の名前を出し、大まじめに語った。もともと、楽天社員から「同期が起業してステップアップする感覚で」芸人に転身した斎藤は、いまだステップアップの最中だ。
「昔、犬が死んだとき、作詞したことはあるんですけど、あまりに暗すぎて。今の僕には明るい方がいいので、ヒャダインさんに頼みました」と言い、今後の目標として今年は「ミュージックステーション」出演、来年はNHK紅白歌合戦出場を掲げた。
取材陣から失笑が漏れる中「いや、ちょっと笑ってますけど、大まじめですよ。もちろん、漫才と並行してやりますけどね」と不服そうな表情を見せた。さらには「演技もしたいんで、再来年にはハリウッドデビューを視野に入れています」とまで、ぶち上げた。
本業のお笑いでは4月から全国ツアーを予定しており、長く交際中の彼女とは「もうじき結婚する」と繰り返したまま関係は停滞している。「絶頂で結婚して客足が鈍っていく先輩コンビを見てきたんで、ツアーが終わるまでは(結婚は)しない」と主張したが、彼女の理解は得られていないという。
「(彼女は)ずっとゼクシイ(結婚情報誌)、ゼクシイと言ってますが、僕は『ちょっと眠いから勘弁して』とごまかし続けてたら、キレ始めた」そうだ。M-1の優勝で仕事は順調、夢も広がるが、私生活は…微妙なようだ。
またこの日は、現役のNSC生徒を前に60分の講義。「芸人は危ない仕事じゃない。吉本って小屋(劇場)も多いし、努力さえすれば、サラリーマンと同じぐらいは稼げる」と言い、自らは「NSC時代から毎日、1日1ボケ、1ギャグをノートに書きためてきた」と話した。
考えるクセを自らに義務づけることで脳の活動がよくなるとし、多忙や生活環境からネタ作りが停滞してもストックがあれば安心だと主張。「みなさん、今日から『斎藤ノート』作ってください」と呼びかけた。
M-1グランプリで優勝のトレンディエンジェル 月収が100万円を突破 - ライブドアニュース
トレンディエンジェルが19日、12月の月収を明かした。2007年に10万円だった月収は斎藤司が120万円、たかしは108万円と自己最高額。斎藤は「ネタを考える暇がないぐらい忙しくなった」とぼやいた

