匿名さん
集中力高まる?中高生に蔓延「スマートドラッグ」のリスク - ライブドアニュース
集中力が高まる薬「スマートドラッグ」が中高生に蔓延しているという。「吐き気がしたり、覚せい剤と同じ症状が出るものさえある」と医師。スマートドラッグが違法薬物への入り口になる危険性を秘めているとも語った
●「スマートドラッグと呼ばれる一連の薬の中には、確かに集中力を高める効果が認められるものもあります。のめば徹夜もできるし、一時的に勉強がはかどることもあるかもしれない。でも、薬には副作用があるものです。イライラしたり吐き気がしたり、覚せい剤と同じ症状が出るものさえある。そもそも本来は別の病気の薬なのです。健常な人間が服用して、リスクがないわけがありません」
●「海外から輸入されるものには粗悪品や偽物もあります。のみ合わせ次第では健康被害が出ることもありえるし、脳が未発達の子供が医師の処方箋もなしに服用すれば、どんな影響が出るかわかりません。精神的な依存も無視できない上、国内では記憶力がよくなるなどの医学的な効果のある薬としては承認されていません」
●「小さい頃から薬に頼るうちに、問題を自力で解決しようとする意志や集中力、注意力といったものが失われていく。結果的に覚せい剤や大麻などへの抵抗感まで薄れていき、違法薬物に手を染める“心の隙間”が生まれるわけです。目先のことだけ考えて、サプリ感覚でスマートドラッグを子供に与えている保護者は、その先に重大な落とし穴があることを認識するべきです」