匿名さん
英語が堪能な佐伯さんは、かつてロンドンに本社があるコンサルティング会社に勤務するバリバリのキャリアだった。当時の年収は800万円オーバー。だが、「もうあの頃には戻りたくない」という。 「世界中に支社があったから24時間休めないし、深夜1時に電話会議をやるなんてこともザラだった。直属の上司もクビを切られるなど、外資特有のシビアさも目立ちましたね。とにかくストレスがハンパじゃなくて、銀座の高級バーで派手に散財してました。貯金は全然できなかったです」 ■職を変え、憑き物が落ちたように爽やかに 3年前、勤めていた会社の日本支社撤退によって職を失った佐伯さんだったが、もともと夫にキャリア志向を望んでいなかった奥さんの理解もあり、現在に至るという。 <佐伯さん世帯の家計簿> 月収(手取り) 20万円 妻の収入(手取り) 12万円 ―――――――――――――――― 家賃 9万円 水道光熱費 2万5000円 交通費 1万5000円 食費 3万5000円 飲み代 3万円 雑費 3万円 生命保険 1万円 積立貯金 5000円 妻の小遣い 8万円 「今は自炊するので健康そのものだし、食費もかからない。子供をつくる予定はありませんが、妻と世界一周旅行の計画もしているし、今後も行き当たりばったりでやっていきます」一日の平均労働時間は4時間。年収300万円でも幸福な生活とは? | 日刊SPA!
「そもそもお金ってそんなにたくさん必要なものですかね?月収20万円もあれば、普通に都市部で生活できると思うんですけど」そうしれっと語るのは、自由極まりない生き方を選択する佐伯さん。現在はクレジットカード会社が発行するフリーペーパーで執筆をしつつ、企業や学校から依頼があれば作詞・作曲活動も行う。[…]

