ＧＡＣＫＴ、ＳＭＡＰ思いやる「大人の都合が交錯する業界で…」

匿名さん

16/01/26(火) 18:17

　歌手、ＧＡＣＫＴ（４２）が２５日、ブログマガジンを配信。この日、イベントでＳＭＡＰの解散騒動について言及していたが、ブログではさらに突っ込んでコメント。「大人の都合が交錯するこの業界で、それを大きな声で言えないことが多々あることを一番理解しているのもこの渦中にいるＳＭＡＰのメンバー自身」などとメッセージをつづり、思いやった。

　海外にいたＧＡＣＫＴは、日本で安倍晋三首相がコメントするなど政界や経済界でも話題となったＳＭＡＰの解散、分裂危機騒動について全く知らなかったという。

　ＧＡＣＫＴは“浦島太郎”状態ながらにいろいろな記事を読んだそうで、「正直、どっちが正しいとか、間違ってるとか、どうでもいいことを書き綴っている、おかしな記事がたくさんあった」と感想をつづると、「しかも、どちらが正義、悪とまで書き散らかしている紙面までも出ている始末だ」とあきれ気味だった。

　さらに「裏切り」という文字を「よく目にした言葉」として挙げ、「この言葉を第三者が憶測で書き連ねることほど、胸くそ悪いことはない。これは、当の本人達のみが胸に感じることであり、第三者がとやかく言う言葉ではない」と憤りを隠せない様子。

　ＧＡＣＫＴは「ＳＭＡＰのメンバー本人達には、それぞれの想いがあり、色んな言いたいこともやりたいこともあるだろう。だが、大人の都合が交錯するこの業界で、それを大きな声で言えないことが多々あることを一番理解しているのもこの渦中にいるＳＭＡＰのメンバー自身だろう」と思いやると、「第三者がとやかく言う必要はない」と言い切った。

　その上で「多かれ少なかれ、グループやユニット、バンドなんてのはケンカの１０や２０はあるもので、メンバー同士がすこぶる仲がいい！なんて集団をボクは見たことがない」と明かすと、ＧＡＣＫＴ自身、ＭＡＬＩＣＥ　ＭＩＺＥＲを脱退後にメンバーだったｋａｍｉが死去したこともあり、「一番辛いことは、相手を想う気持ちが胸にありながらもその想いを互いに届けられなくなることだ」と吐露。「あの時、【もっと言えたことがあったんじゃ無いか…】とか、【もっとやってやれたことがあったんじゃ無いか…】と毎回、自問している」と、今でも思い悩んでいることを明かした。

　そして最後にＳＭＡＰのメンバーへ「ＳＭＡＰという国民的シグネチャーが数年後に『こんなこともあった』と笑って話せるような、今後も素適な活動が出来ることを心から願う」とエールを送った。