匿名さん
文部科学省の国立大学法人評価委員会は6日、2010~15年度の第2期中期目標に対する各大学の評価結果を公表した。
付属病院で患者の死亡が相次いだ群馬大学と、付属高校でいじめを巡る対応に問題を指摘された東京学芸大学は、一部の項目で最低評価を受けた。
評価対象は、86の国立大法人と、高エネルギー加速器研究機構など4大学共同利用機関法人。「教育」「研究」などの項目を設け、年度ごとに5段階で評価しているが、今回は10~15年度全体の評価を行った。
群馬大学と東京学芸大学が最低評価を受けたのは、「業務運営の改善と効率化」の項目。群馬大学は、腹腔ふくくう鏡手術などで医療事故が発生したにもかかわらず、適切な分析や病院長への報告がなく、医療安全管理体制に重大な欠陥があると指摘された。東京学芸大学は15年、いじめで重傷を負った付属高校の生徒の訴えに対し、事実確認が不十分で重大事態として認識するのが遅れたと問題視された。
今回の評価結果は、18年度以降に配分される国立大学への運営費交付金にも反映される見通しだ。
付属病院で患者の死亡が相次いだ群馬大学と、付属高校でいじめを巡る対応に問題を指摘された東京学芸大学は、一部の項目で最低評価を受けた。
評価対象は、86の国立大法人と、高エネルギー加速器研究機構など4大学共同利用機関法人。「教育」「研究」などの項目を設け、年度ごとに5段階で評価しているが、今回は10~15年度全体の評価を行った。
群馬大学と東京学芸大学が最低評価を受けたのは、「業務運営の改善と効率化」の項目。群馬大学は、腹腔ふくくう鏡手術などで医療事故が発生したにもかかわらず、適切な分析や病院長への報告がなく、医療安全管理体制に重大な欠陥があると指摘された。東京学芸大学は15年、いじめで重傷を負った付属高校の生徒の訴えに対し、事実確認が不十分で重大事態として認識するのが遅れたと問題視された。
今回の評価結果は、18年度以降に配分される国立大学への運営費交付金にも反映される見通しだ。
群馬大と東京学芸大、一部項目で最低評価受ける
文部科学省の国立大学法人評価委員会は6日、2010~15年度の第2期中期目標に対する各大学の評価結果を公表した。