匿名さん
押し花のレンタルビジネスで配当金を支払うとうそを言って主婦らから現金をだまし取ったとして、会社社長の女らが警視庁に逮捕されました。集めた金は60億円にのぼるとみられています。
うつむきながら歩く赤い髪の女。フラワーアート製作会社の社長・村田多恵子容疑者(58)です。20日、役員の瀧山佳代容疑者(46)とともに詐欺の疑いで警視庁に逮捕されました。
村田容疑者らは、2012年4月からおととし4月にかけて、東京・杉並区の女性(68)ら3人に対し、押し花のレンタル商品を購入すれば、購入代金のおよそ5パーセントの配当金を支払うなどとうそを言って、あわせて8900万円をだまし取った疑いが持たれています。
「自宅で簡単にお花の仕事ができる」
「女性の自立を応援している」
村田容疑者らはこのようにうたい、新聞の折り込みチラシなどで押し花を作るアーティストを募っていたということです。
「在宅でお花の製作の仕事をしていただける方募集というふうに書かれてまして、収入になりますからと、家計の助けになったらと思いまして、説明会に行った」(被害者の女性)
その後、押し花のレンタルビジネスへの支援を持ちかけるのです。主婦らがレンタルビジネスの権利を購入すると、村田容疑者らが企業やホテルなどに押し花をレンタルし、その収入から出資者に配当金を支払うというものでした。
被害にあった60代のこの女性は、配当金が振り込まれたのは初めのうちだけだったということです。
「私は200万円というのに入ったんですよ。消費税込みで216万。こういうもうけがありますよ。毎月10万。結局1円も返ってきてない。お金を返してください!そのひと言ですよ。信用して出したんですから」(被害者の女性)
村田容疑者らは2007年以降、主婦を中心に全国2300人からおよそ60億円を集めたとみられています。しかし、2012年ごろには配当金の支払いは滞っていたということです。
都内の事務所を訪れると・・・
「あちらが製作というか、プリザーブドとか。レンタル商品を扱って製作している状態。(Q.何百万円もだまし取られたと、ネットに書き込みが)そういう書き込みがあると思うが、事実ではない」(フラワーライフの関係者)
人気押し花アーティストと名乗っていた村田容疑者。取り調べに対し、「お金をだまし取ったつもりはありません」と容疑を否認しています。警視庁は、村田容疑者が集めたおよそ60億円のうち、2012年から去年1月にかけて主婦を中心に42億円をだまし取っていたとみて、余罪についても詳しく調べています。
押し花ビジネス詐欺で60億円集める、容疑の女社長ら逮捕(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
押し花のレンタルビジネスで配当金を支払うとうそを言って主婦らから現金をだまし取っ - Yahoo!ニュース(TBS系(JNN))

