九州豪雨、避難所覆う疲労…酷暑「まるで蒸し風呂」

九州豪雨、避難所覆う疲労…酷暑「まるで蒸し風呂」

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匿名さん



避難所覆う疲労 九州豪雨 酷暑「まるで蒸し風呂」

記録的な豪雨で約20人が亡くなり、なおも安否不明者の捜索が続く福岡、大分両県の被災地。家を流されるなどした1800...
市は9日、空調のある施設への移転を決めたが、移転先は十数キロ離れている。「遠すぎる」として移ったのは9人にとどまった。「暑いけど地区の仲間と一緒にいたい」。被災者の山本史郎さん(60)は話した。

 日田市では施設周辺への土砂災害の恐れから、避難所を次々と変更するケースも。会社員の中山博さん(57)は避難所を3回移った。「何度も移転して疲れている人もいる。もう遠くに行きたくない」
1人当たりのスペースは布団1枚ほどで、仕切り板はなく、プライバシーもない。
 「夜は、あちこちで声がするし、人の出入りがあるから寝られない」。

朝倉市の避難者は約1100人に上る。

避難所を巡回し、住民の体調を管理している同市の土井巧保健師は「不安から血圧が高くなり、眠れない人が多い。エコノミークラス症候群や食中毒、熱中症に気をつけなければならない」と表情を引き締めた。
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