沖縄で「はしか」感染拡大、名護の中学校で学級閉鎖

　はしかの感染拡大が続いている沖縄県の中学校で１年生の男子生徒がはしかに感染したことが確認され、学級閉鎖の措置が取られました。 　沖縄県では先月、台湾から観光で訪れていた男性が、はしかを発症して以降、この男性と同じ宿泊施設や商業施設の利用者を中心に、はしかの感染が拡大しています。 　こうした中、沖縄県名護市教育委員会によりますと、市内の中学校に通う１年生の男子生徒が今月１６日、病院ではしかと診断され、学校は、この生徒のクラスを学級閉鎖とする措置を取りました。今回の感染拡大で学級閉鎖の措置が取られたのは初めてのことです。 　沖縄県内では１６日までに５６人のはしか患者が確認されていて、厚生労働省は沖縄県外でも感染が拡大する恐れがあるとして注意を呼びかけています。（18日04:00）