匿名さん
少年事件で事後に必ず取り沙汰されるのは、「親は子供の異常に気が付かなかったのか?」という疑念である。その年4月には校内での喫煙、5月には同級生に対する暴力で、Aの父親は学校に呼び出されている。登校拒否となり、児童相談所でカウンセリングも受けていた。「酒鬼薔薇」父が知ったとき 関与を物語る品々に「頭が真っ白に」 - ライブドアニュース
1997年に起きた神戸・連続児童殺傷事件について、デイリー新潮が報じた。「酒鬼薔薇聖斗」が息子だったと知った父親は、強いショックを受けたという。家宅捜索で見つかった犯行メモなどを目にし、頭の中が真っ白になったそう
遺体の頭部を友が丘中学校の正門前に置いたのは、2回目のカウンセリングの当日未明。Aと母親は児童相談所の事務室にあるテレビで、その衝撃的なニュースを見ている。(略)
その後、児童相談所で4回、家庭訪問も行われ、8回目のカウンセリングを6月30日と決めていた。雨が降る中、朝7時過ぎに警察が訪ねて来たのはその2日前、6月28日土曜日のこと。両親はともに、「まさかAがかかわっていると思わず」と供述している。
夕刻、裁判所が発行した「捜索差押許可状」と「検証令状」を携えて、刑事たちが再訪する。立ち会った両親が目の前に見たものは、事件関与を物語る品々だった。挑戦状に使われた茶封筒、鞘(さや)付きのくり小刀、「バモイドオキ神」が描かれた犯行メモ、そして酒鬼薔薇聖斗を表す「風車マーク」……。父親はそのときのショックをこう語る。
〈頭の中が真っ白になるというようなショックでした。このマークは犯人が書いたものだということは新聞やテレビで何度も見て知っておりましたし、これに似たマークがAのノートに書かれていたことがショックだったのです〉