匿名さん
小学生のころから「死にたい」「僕なんか生まれてこなければよかったんや」と思いながら生きてきました。僕は、家族から暴力を受けながら育ったんです。母は兄にばかり愛情を注ぎ、僕は何をしても怒られた。ガンダム芸人・若井おさむが語る親との確執「母を手にかけずにすんだのは、人生を失いたくなかったから」|芸能|婦人公論.jp
「親父にもぶたれたことないのに!」。アニメ『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイのこの名ゼリフの物まねでブレイクした芸人・若井おさむさん。しかし、自身は家族から壮絶な虐待を受けて育ち、一度もこのセリ...
最初の記憶は幼稚園のときです。おもらしをした僕を怒鳴りつけながら、マッチで僕のお尻に火をつける母。ビンタされ、グーでどつかれ、「ずっと立っとけ」とトイレにとじこめられました。父は仕事ばかりで、家の中で顔を合わせることがあまりなかったんやけど、やはり暴力をふるいましたね。
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僕は小学生のときから、母を殺したいと思いながら生きてきました。何度も何度も「殺したろか!」と気持ちが高ぶった。でも、手にかけないですんだのは、僕が僕の人生に希望を持っていたからやないか、と思うのです。こんな母親でも、殺せば僕が罪人になる。自分の人生を台無しにしてしまう。それはイヤや。本当に大切なのは自分自身です。自分の人生を、親への憎しみのために失うわけにはいかんのですよ。
(略)
今、幸せですか? とたずねられたら、やっぱり幸せなんだろうな。これは、家族と縁を切ったからこその幸せやし、自分の人生に希望を持ち続けたからこその幸せでもあると思います。
今、家族の問題でつらい気持ちでいる方はたくさんいらっしゃると思いますが、自分自身を大切にしてください。この闇から抜けたらきっと光があると、自分の人生に希望を持っていれば、いずれはきっとなんとかなります。