匿名さん
これまで2000人以上の性加害者と榎本クリニック(東京都豊島区)で対峙してきた経験を持ち、『男が痴漢になる理由』『「小児性愛」という病―それは、愛ではない』などの著書を持つ斉藤章佳氏は、以前、私の取材に対して、「彼らはマジックを使う」と言った。性犯罪で「被害者の方が悪い」加害者が使う他責のロジック - ライブドアニュース
被害者側の非を主張する性犯罪加害者の心理について取り上げられている。加害者は自らの行為を正当化するための「暗黙理論」を持っていると専門家。様々な情報の中から好都合なものだけを選び、歪んだ物語を作り上げるとした
彼らはよく“マジック”を使うんですよ。自分の責任を軽くしようとしたり、相手が悪かったからやったとか責任転嫁したり、そういう話を巧妙に作り上げる。
斉藤氏が著書や講演などでたびたび取り上げるのが加害者の「認知の歪み」だが、ここから他責傾向が伺えるものをピックアップすると次のようになる。
(1)もっとひどいことをやっているヤツはたくさんいる。
(2)こちらをチラチラみている女性は痴漢されたい。
(3)車内で寝ていたり、終電に乗っていたり、女性専用車両に乗っていないような女性は隙があるので触られても仕方がない。
(4)惨めな気分になったのは女性のせいだから痴漢をしても許される。
(5)痴漢の多い路線だからやってもいいだろう。
(6)妻とセックスレスだから痴漢しても仕方ない。