匿名さん
シルバニアファミリー35周年、一時衰亡の危機も「転機は赤い屋根の大きなお家」
今年35周年を迎えた『シルバニアファミリー』。1985年にエポック社より発売され、象徴的な“赤い三角屋根のお家”と、森に住む動物たちの人形は一大ブームに。日本におけるドールハウスの立役者となり、現在は世界約70ヵ国で愛される玩具へと成長した。近年では、ツイッターで「#大人のシルバニア」としておもしろ写真を投稿したり、オリジナルのジオラマを作るなど、楽しみ方が多様化。現在もネット上で動物たちの村長選挙が開催されるなど、大人ファンも増えている今、誕生当時からの変化と、変わらずに大事にしていることとは。エポック
――回復するきっかけになった商品はあったのでしょうか?
「1995年に発売された“赤い屋根の大きなお家”は1つの転機でしたし、今でも語り継がれる商品です。それまでの家は一方から見ると一軒家で、反対側が部屋の中というのがベーシックな形だったのですが、いろいろなところから手を入れて遊べる立体的な作りにしたんです。兄妹がいる方も一緒に遊びやすいですし、遊び方が広がった瞬間でもありました」