匿名さん
「実は、当初はこうした新たなライバルたちを撃破しながら、山王工業とは決勝で当たるという構想だったと聞きました。しかし、集英社サイドと井上氏サイドとの間で版権に関するトラブルが発生。最終的に、当時の編集長だった鳥嶋和彦氏が打ち切りを決めたとされています」井上雄彦氏が『SLAM DUNK』映画化を了承したのはあの“遺恨相手”が消えたから?
作品のファンだけでなく、出版関係者からも驚きの声が上がったのが『SLAM DUNK』のアニメ映画化だ。 言うまでもなく同作は、90年から96年にかけて『...…
「鳥嶋氏は過去のインタビューで自分が『週刊少年サンデー』の編集長なら真っ先に高橋留美子とあだち充を切ると明言するなど、大御所作家に対してもまったく忖度しないのが信条。看板作家のひとり、井上氏にも容赦なかったのでしょう。その鳥嶋氏は現在、集英社を離れてグループ会社である白泉社の代表取締役会長を務めています。集英社は現在、過去作を掘り起こすライツビジネスに力を入れており、『SLAM DUNK』のアニメ映画化は『鬼滅の刃』級のヒットが狙えるポテンシャルがある。井上氏も遺恨のある鳥嶋氏がすでに集英社にいないことから了承したのかもしれません」(前出・出版関係者)