匿名さん
中通り地方の町で小学校低学年の息子と2人で暮らす40歳代の女性は、昨夏まで保険会社の営業として働いていた。だが、コロナ禍で訪問先から「もう来ないでくれ」と断られるなど仕事がうまくいかなくなり、退職に追い込まれた。今も無職のままだ。退職で食費切りつめたら「ママ食べないなら僕も」…ひとり親、悲痛な声 : 社会 : ニュース
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、シングルマザーなどのひとり親世帯が生活苦を強いられている。食料品などを届けているNPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島」(福島県郡山市)に寄せられた悲痛な声は、この1年間で前
元夫から養育費などの支援はなく、今年3月で雇用保険の受給期間は切れた。児童扶養手当などで生活しており、「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島」から月1回届く米やレトルト食品、お菓子などの支援物資は助かっている。
以前は息子だけにおかずを用意し、自分はご飯だけという食事もあったが「ママが食べないなら僕も食べない」と言い出したため、一緒におかずもとるようにしている。買い物を減らして光熱費も節約し、何とか家賃を滞納せずにいるが、これからも払い続けていけるか不安を感じている。