匿名さん
埼玉県内の中学校教諭・豊島博之さん(仮名・30代)…(略)…デルタ株蔓延で進む校内の分断 親が登校派と休校派に分かれて互いを罵倒も
新型コロナウイルスの変異種については、確認された地域の名前ではなく、24文字あるギリシャ文字をつけて呼ばれている。アルファから始まって今は12文字目、ミュー株まで確認されている。い…
しかし、親たちはグループラインの中で「登校派」と「休校派」に別れて、お互いを罵倒し始めるのである。藤井さん同様、ある親からライングループに無理やり招待された豊島さんは「どちら側に着くのか」と、タイムライン上で吊し上げられた。
「とにかく手洗いうがい、日々の衛生対策をしっかりやってとしか言えませんでしたが、これが悪かったようで、どちらの親からも強く責められることになってしまいました。学校に行くのが本当に辛かったし、子供たちにも合わせる顔がありませんでした」(豊島さん)
豊島さんの学校では、子供達の登校だけでなく、子供たちへのワクチン接種についても、親たちの間で議論されていた。そして、ここでもやはり「どちら側に着くのか」と親たちから追及されるという。
「ワクチンで子供が死んだ、政府は隠蔽しているという資料とか著名人の書き込みをシェアし、ワクチンを打つべきではないという親御さんもいます。その親御さんが社会的に地位がある人だったりして、他は何も言えなくなったりもする。子供達の中にはすでに自治体の接種を受けている子もいるのですが、そういった子達がかわいそうとも言い始め、大人同士の軋轢が子供に広がってしまわないか、危惧しています」(豊島さん)