小学4~6の3割超が「やせ願望」命にも関わる深刻 「摂食障害」で医療機関を受診する10代前半が増

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匿名さん



小学4~6の3割超が「やせ願望」命にも関わる深刻 | 子育て

小学4~6年生の約3人に1人がやせ願望を抱いている――。国立成育医療研究センター「コロナ×こどもアンケート第5回」の調査によると、小学4~6年生の子どもの3割が今の自分の体型について「太りすぎ」「太りぎみ」…
■やせ願望の低年齢化は医療現場でも
「15年ほど前は、摂食障害で受診する子どもの多くは中学生だったが、この5年ほどは10代前半が圧倒的に増えた(※高校生以上は小児科を受診しないため対象外)。10歳以下も少なくない」

■「やせたら陸上のタイムがよくなった!」に潜む危険
鈴木氏によると、「典型的なやせ願望からくるタイプの摂食障害は、真面目で頑張り屋の子に多い傾向にある。ダイエットは三日坊主で終わる人がほとんど。やせられるのは、ストイックで頑張り屋の子。

また、大人の「やせてキレイになりたい」というのとは違い、「やせたら陸上のタイムがよくなった」など部活動の成績向上や高評価につながり、やせたこととタイムに因果関係はなくても、「やせたことで得をした」経験からハマっていく場合が少なくないのも子どもたちの特徴だ。

「人間関係や家族の悩みから、食べられなくなる子もいる。そういう子はやせたいと思っていないし、むしろ食べなければと思っているのに、不安や恐怖から食べられない。

■「子どもは環境の生き物」
では、手遅れになる前に、親はどのように子どもと関わればいいのだろうか?

「今、子どもたちの孤食が増えている。一緒に買い物をしたり、一緒に食事を作ったり、一緒に食卓を囲むように、家族の会話は非常に大切。食卓は食事をするだけでなく、親が子の様子をうかがい、子が親に何気なく相談できる場でもある。」


子どもたちが憧れるアイドルやモデルはみんなやせていて、インターネットやSNSはやせ賛美が溢れている。

「子どもは環境の生き物。それぞれの“個”はまだ育っていないので影響を受けやすい。女性は、幼稚園児からおばあちゃんまで、みんなやせ願望はいくつになってもなくならない。やせ願望があることが病気なのではないので、それをゼロにすることは目指さなくていい。やせ願望があっても健康的な食行動が取れていれば大丈夫」

もし気になる場合は、インターネットなどで成長曲線を入力してみて、不自然なカーブを描いていないか、大幅に外れていないかチェックしてみるのも有用だという。
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