匿名さん
質の良い牛乳をつくるのに欠かせない配合飼料は、ウクライナ情勢などによる供給不安と急激な円安などで価格が高騰。1日に約2,500kgの配合飼料を使う本部さんの農場では、年間で1,000万円以上コストアップした。「牛乳をたくさん飲んでほしい」酪農家が悲鳴 コロナ禍に続く飼料価格の高騰に【宮崎発】
新型コロナの影響による牛乳の需要低迷。それに続いて飼料価格の高騰が直撃し、酪農家が今、苦境に立たされている。宮崎・新富町新田で約250頭の乳牛を飼育する、本部博久さん。本部さんはこの農場の3代目。2018年に法人化し、飼育頭数の増加などを目指してきたが、ここ数年は厳しい状況が続いている。本部農場・本部博久さん:規模拡大をしていって、安定的に生乳生産をしていこうと思っていたのですが、現在の状況では安定生産よりも自分たちを守るのが大事じゃないかと新型コロナウイルスによる学校の休校や飲食店の休業など…
コロナと飼料高騰で、2年以上にわたって影響を受ける酪農家たち。牛乳や乳製品の消費拡大を切実に願っている。