120万→34万円でも…不妊治療の保険適用「知らぬ間に受精卵が捨てられた」衝撃

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匿名さん



120万→34万円でも…不妊治療の保険適用「知らぬ間に受精卵が捨てられた」衝撃(河合 蘭)

2022年4月から不妊治療でも保険適用されることになった。これにより不妊治療が医療として公に認められたということと、これまで治療を諦めていた人にもハードルが下がり、受診しやすくなったという点で大きなメリットはある。しかし、不妊治療は人それぞれで、保険適用の線引きをつけることは難しい。出産ジャーナリストの河合蘭さんが保険適用によって起きている問題点について取材、前回は、採卵に時に麻酔が十分に使えない事態も生じていることをお伝えした。今回は、せっかくできた受精卵が知らない間にたくさん捨てられてしまい、衝撃を受ける人が出ているという問題を検証する。
そしてこの4月、保険で体外受精ができるようになり、以前にも増して混雑するようになった、その同じクリニックで、Nさんは再び採卵をした。Nさんが、いつものようにいい胚がたくさんでき、その状態について説明を聞きに行った時のことだった。

「11個もいい卵が採れて、すべて受精に成功して、うち8個は分裂を止めることなく胚盤胞まで育ったと聞いたんですよ」
これまでなら、ここで、できた胚盤胞すべてが凍結され、その写真などを見せてもらいながらそれぞれの説明を聞くことができた。
ところが今回、なんと、Nさんの子どもになったかもしれない8個の胚盤胞のうち、写真を見ることができたのは3個だけだった。残りは「グレード(胚を細胞の方や分裂の状況から評価する基準)」が低かったため、すでに廃棄されたあとだった。

グレードの高いものしか残してもらえない理由は、保険でおこなう体外受精には「子宮に胚を6回戻すまで」という回数の制限があるからだった。そして「凍結胚が残っている状態では新たな採卵をしてはいけない」という規制もある。

「わかります。もちろん、わかるんですよ、その論理は」
そう言いながら、Nさんは言った。
「前回、自費で採卵した時は、こんなことはありませんでした。自分の胚を子宮に戻すか、凍結保存しておくか、廃棄するかは、クリニックで説明を聞きながら、自分で決められたのです」

「もし、グレードが決まった時に連絡があって、胚を残すかどうか聞かれたら、残しましたか?」と私が聞くと、Nさんは即答した。
「はい、絶対に。だって、その中に『運命の子』がいたかもしれないじゃないですか。その分、余計にお金がかかったとしても、私は捨てたくありませんでした」
「あと、ほんのちょっとで捨てられずにすんだ子たちでした。もう少し、あの胚たちの持つ『可能性』に目を向けてあげたかった。自分の中で、気持ちの整理はまだついていません」
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匿名さん

意味不明
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匿名さん

制度設計が悪い
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匿名さん

≫その分、余計にお金がかかったとしても、私は捨てたくありませんでした

なら自費でやれば?
不妊のできそこないのくせに口ばっかw
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