匿名さん
結果から想定される“最悪”の仮説は、携帯・スマホの長時間使用によって、学校での学習に悪影響を及ぼす何かが、生徒の「脳」に生じたのではないか、というものでした。「スマホをさわるとバカになる」は本当だった…7万人の追跡調査が示す「スマホと学力」の恐ろしい相関 しかも「スマホを手放す」だけで成績は上がる
スマホは子どもたちにどんな影響を与えているのか。東北大学の川島隆太教授は「7万人以上の追跡調査の結果、スマホの使用時間が長いほど学力低下の程度が大きいことがわかった。スマホの悪影響は無視できない」という。川島教授の著書『オンライン脳 東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題』(アスコム)からお届けする――。(第1回)
〈略〉
学力の低い子どもに長時間使う傾向があったのではありません。スマホの使用時間が長ければ長いほど学力の低下の程度が大きくなったのです。さらには、スマホを始めると成績が下がり、スマホを手放すと成績が上がることもわかっています。