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安倍晋三元首相銃撃犯の山上徹也容疑者に「かっこいいと毎日つぶやける」、SNSで今も信奉する“山上ガールズ”が殺人を正当化できる理由 | 週刊女性PRIME
安倍晋三元首相を銃撃し逮捕された山上徹也容疑者。当初からSNSには彼に恋したかのような投稿をする“山上ガールズ”と呼ばれる女性たちの声があがっていた。事件から半年が経過し、'22年12月には旧統一教会の被害者救済の新法が成立。社会に大きな変化をもたらしたが、“山上ガールズ”にも変化はあるのか。
著書に『自己正当化という病』(祥伝社新書)がある、精神科医の片田珠美さんに話を聞いた。
「1つはアイドルと同様に山上容疑者が疑似恋愛の対象になっている可能性。ルックスも悪くないし、平凡な日常に刺激をくれるドラマ性も、彼にはありますから。恋人がいれば、そうなる人は少ないはずなので、恋愛を渇望している人が多いのかもしれません」
片田さんは続けて、別の理由についても言及する。
「2つ目として、彼女たちの中には、山上容疑者ほどでないにせよ、劣悪な家庭環境や経済的な困窮を経験している人が多いのではないでしょうか。自分と彼の人生を重ね、同一化する。彼を支援する行為は、傷ついた自分を癒す“自己救済”でもあるのです。彼の過酷な生い立ちから、殺人も正当化できるのでしょう」