匿名さん
昨年7月、米価下落と肥料高騰によって5ヘクタール以下の水田作経営(個人)は赤字に転落するとの試算を出した。ちなみに日本の農家の9割は5ヘクタール以下だ。つまり、ほとんどのコメ農家が赤字に沈んでしまうことになる。日本人がコメを食べられなくなる日が現実に…個人経営の農家は大赤字で離農加速の深刻|緊急連載 コメが食卓から消える日
もうコメが食べられなくなるかもしれない。そんな懸念が急速に高まっていることをご存じだろうか。日本人なら「まさか」...
これでは農家はやってられないが、そこに追い打ちをかけているのが食料安全保障の問題だ。
肥料の原料は尿素、リン安、カリだが、そのうち尿素とリン安は中国が最大の生産国。その中国が自国の生産に必要な肥料を確保するために「法定検査」を実施し、実質的な輸出制限をかけているのだ。結果、国際価格は暴騰、尿素価格は18年比で倍になっている。カリについてはロシアとベラルーシが生産国で、ロシアへの経済制裁から輸出がストップ。こちらも価格が高止まりしている。