遺伝アルツハイマー病の薬物治療、年内にも新潟大・東大が治験…原因物質を除去

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匿名さん



40・50代でも発症、遺伝アルツハイマー治験を年内にも開始…原因物質を除去

【読売新聞】 新潟大と東大の研究チームが、若年発症が多い遺伝性の認知症「家族性アルツハイマー病」の家系の人を対象に、病気の原因と考えられる脳内の異常なたんぱく質を取り除く薬剤を投与する治験(臨床試験)を年内にも開始する。計画が両大学
アルツハイマー病は、脳内に「アミロイド βベータ (Aβ)」や「タウ」と呼ばれるたんぱく質が徐々に蓄積して、神経細胞が傷ついて脳が 萎縮いしゅく し、記憶力や判断力が低下すると考えられている。Aβの蓄積は発症の10~20年前から、タウの蓄積はAβに続いて始まるとされる。

家族性アルツハイマー病は、40、50歳代の若年で発症する例が多く、Aβの蓄積は20、30歳代から始まる。遺伝子変異を受け継ぐと親の発症とほぼ同年齢で発症することがわかっている。こうした特徴から、この病気の研究は、高齢化に伴い患者が増加している一般的なアルツハイマー病のメカニズム解明や治療開発にも役立つと期待されている。
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