匿名さん
息子が小学校に通っていた頃、フランスの学校はよく休むと思いました。丸2か月の夏休みの他、ほぼ2か月ごとに2週間の休みがあるからです。週の労働は35時間、学校は長期休暇ばかりのフランス。政府が「働こう」と奨励しても根付かないこの国で「日本の過労死」は衝撃のニュースに フランス・ブルターニュで見つけたお金をかけない豊かな暮らし|話題|婦人公論.jp
1982年、年5週間(年間30日間)の有給休暇を法制化したフランス。有給取得率も100%に近いと言われるほど高く、「バカンス大国」として、国民は豊かな暮らしを謳歌している印象があります。一方、フランス・ブルター...
夏休みが終わったと思うと、10月末には秋休みがあり、12月末はクリスマス休み。2月は冬休み、3月末から4月にかけて復活祭の休みがあって、またあっという間に夏休みが来る感じでした。
夏休みと秋休みは全国一斉ですが、その他は国内がABCの3つのゾーンに分けられていて、1週間ずつずれて休みが始まります。だから、日本のゴールデンウイークのように一斉に観光地が人で溢れるようなことはありません。
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...週35時間労働に対しても、もっと働いてもっと稼ごうと政府が奨励し、キリスト教関連の祝日も働こうとなりました。
それを受けて、スーパーマーケットによっては、こうした休みに午前中だけ店を開けるところも出てきました。
ところが、いつの間にかそんな気運は消えてしまい、定着することはありませんでした。
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フランスで日本の「KAROSHI」(日本語のままです)が驚きを持ってニュースになったことがありますが、ここでそういう事態が起きないのは確かです。