匿名さん
「理由は2つあって、ひとつは顔。もうひとつが家族です」「いつもLINEをブロックされて…」上場企業勤務で“年収1000万超”の30歳男性が結婚できない理由 | 日刊SPA!
経済面や健康上の問題を抱えるなどして、社会の網からこぼれ落ちた人々を指す「弱者男性」という言葉。それとは一見相反する年収1000万円の男性。“勝ち組”の一つの基準でもあるが、そんな武器をもってしても…
「中学くらいから、自分は顔面弱者だと思っています。もともとぽっちゃりなんですけど、あだ名が『大福』だったんですよ。それがコンプレックスで。明るく流したかったから、イジられても『何が大福だよ!』って笑って言い返していましたけれども、傷ついてはいましたね」
外見の悩みを相談できる相手はいなかった。というのも、サライさんの家族は、全員が何らかの問題を抱えていたからだ。
「弟がいるんですが、双極性障害のI型で。躁状態のときは全く寝ないでおしゃべりを続けたり、けんかをふっかけてしまったりする。それで学校にも行けていなくて、現在も実家にいます。さらに、父は若年性認知症で、要介護になっています」
家族に要介護の方がいると、婚活では忌避されやすい。女性は「私が介護を担当させられるのではないか」と警戒するからだ。
「結婚相談所で、いいなと思う女性と何回かデートを重ねても、家族の事情を話すとお断りされてしまいますね。解散してすぐ、LINEをブロックされてしまう。未読のままのメッセージを見て、またダメだった……と、落ち込むのを繰り返しています」