匿名さん
一つは「コロナ禍」の影響である。小・中学生の不登校、過去5年で倍増したのはなぜ? 不登校の専門家が考える2つの理由 | AERA with Kids+
2022年の不登校の小・中学生は約30万人と、過去5年で倍増という急増ぶりを見せて最多を更新しました。なぜ、これだけ不登校が増えたのでしょうか。小中学生向けニュース誌「ジュニアエラ」(朝日新聞出版…
部活や学校行事がなくなり、宿題や予定変更が増えた。なくなった行事のなかには「一生に一度」と子どもが楽しみにしていたものもある。
いままでなんとかがんばって学校へ行っていた子も、コロナ禍によるストレスで行けなくなった、というのが増加背景の一つだ。
もう一つは「いじめの低年齢化」。いじめが多い学年は小学校の低学年。これまで、いじめは中高生の問題だと思われていたが、この数年、低年齢化が顕著になっている。いじめがなぜ低年齢化したのか。理由のひとつに「子どもの多忙さ」を挙げる専門家は多い。学校が終わっても、習いごと、宿題、塾などに追われ、子どもは休む暇も遊ぶ暇もない。ストレスがたまり続ければ、自分でもコントロールできないほど無気力になったり、攻撃的になっていじめが起きたりもする。こうした要因から小学校低学年からいじめが多くなり、不登校増加の背景になっているのだといわれている。
一方で、「不登校になったら無理せずに休もう」という雰囲気も広がっており、以前よりも休みやすくなったのも増加理由の一つだろう。
無理をせずに自分を大切にすることはもちろんよいことなので、不登校の増加は悪いことばかりではない。