匿名さん
そもそも、有休は労働者の権利であり、原則として付与された日数については労働者の好きな時期に取得できます。また、2019年4月から、全ての会社は労働者に年5日の有休を取得させることが義務化されました(有給休暇が年10日以上付与される労働者が対象)。今年のGWを「10連休」にしたら、休み明け上司に「みんなにお礼を言って回って」と言われました。有休って「権利」ですよね? わざわざお礼を言う必要はあるんでしょうか…? | 働き方 | ファイナンシャルフィールド
今年のゴールデンウィークは長い人で「10連休」ともいわれています。働く人の中には、4月30日~5月2日は会社としては出勤日なものの、有休をとって10連休にしたという人もいるでしょう。 ところが、リフレッシュして出社した5月7日に、上司から「あなたが休んだ3日間はみんな働いていたんだから」とお礼を個別に言って回るように指示されてしまった場合、従うべきなのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。
仮に有休を取得するたびにお礼を言うことが義務化されているような会社であれば、有休が取りにくい風土が醸成されてしまう可能性もあります。働き方改革が進む中、会社としても休んだ場合のお礼を強制するのではなく、休むことは当然であり、休みやすい風土や組織、仕事の仕組みを作ることが大切だといえるでしょう。
とはいえ、GWなどの長期で特別な期間については、みんなが配慮し合っていることが考えられます。働いている人の中にも、「私は働いているのに、○○さんは10連休でうらやましい」と感じる人がいても不思議ではありません。そのため、個別でなくても朝会などで普段よりも丁寧にお礼を伝えたり、旅行に行ったのであればお土産を配ったりするなどをしても良いでしょう。