匿名さん
婚姻数は1970年ごろは年間100万組を超えていたが、2011年以降は年間60万組台でしばらく推移。コロナ禍に見舞われた20年は前年比12.3%減と大きく減り、23年は同6.0%減の47万4717組と、日本人の婚姻数は戦後初めて50万組を割り込んだ。出生数最低、背景に未婚化 専門家「思い切った対策をしない限り…」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
一方、結婚した夫婦が持つ子どもの数を示す「完結出生児数」は、1970年代から2.2前後で推移し、21年も最低値を更新したものの1.9と大きくは変わっていない。日本は婚外子が少なく、専門家は少子化の主な要因の一つを「未婚化」と指摘する。国立社会保障・人口問題研究所の資料によると、20年の「50歳時の未婚率」は男性が約28%、女性が約18%に上昇。結婚しない人は増加傾向だ。
・
・
中央大学の山田昌弘教授(家族社会学)は少子化の加速について、「数年前から団塊ジュニア世代が出産年齢から外れ始めたため」と言う。若者の間で格差が広がるなか、「結婚や出産後に『人並みの生活ができない』と考えて決断を先延ばしする人たちがいる。高等教育の無償化やフリーランス・自営業の方への育児支援など相当思い切った対策をしない限り、日本の少子化は食い止められない」と話している。