匿名さん
世界的に見て「日本人は長生きをしたくない」100歳まで生きたい人とそうでない人の根本的違い 60、70歳から新しい趣味を始め、100歳近くになって花開く
9月16日は敬老の日。この時期、全国で長寿者を祝う行事が多い。100歳以上の長寿者(以下、百寿者)の数は1963年には全国で153人だったのが、98年に1万人を突破、昨年はなんと過去最多の約9万2000人。2007年に日本…
権藤教授は研究を続ける中で「どうしたら長生きできるか」ではなく、「長生きは幸せなのか」を自身に問い続けたという。そして現時点での答えは「長生きは幸せです」と言う。
「長寿になるほど体力的、金銭的に『限られた世界』になります。でもその中で百寿者はできることを見つけようとする。朝起きたら布団の中で体を四方八方に動かして“むちゃくちゃ体操”と名付けて楽しむ人や、子どもの話し相手になることに存在意義を感じる人などがいました。また『布団の中が暖かい』など、些細なことに幸せを感じている。実際に私たちの調査でも百寿者の『主観的幸福感』は若い人たちと比較してそれほど下がっていません。長寿者にとって『自立していない=不幸』ではなく、身体機能が低いけれども幸福感が高い人が一定数存在しています」(同)