匿名さん
日鉄興和不動産(東京・港)が大手物流会社に集配の実態をヒアリングしたところ、東京都内のタワマン(約50階・約1000戸)の1日あたりの集配では、配達27件、集荷5件、不在5件で、計255分かかったという。このうち、エレベーターの待ち時間と乗っている時間だけで全体の3分の1にあたる87分を費やした。それを含めマンション内の移動で全体の5割近くを占めた。タワマン地獄にはまる配達員 1棟で4時間超えも「別料金もらいたい」(日経ビジネス) - Yahoo!ニュース
タワマンへの配達では通常、配達員は住民とは異なる入り口を通り、警備室で受け付けをする。この際、警備室から配達先の住民が在宅か不在かを確認する。在宅であれば、台数が限られる事業者用のエレベーターを利用することが多い。このエレベーターは他の宅配会社や清掃業者、修理業者などと共用のため、しばしば長い待ち時間が発生する。
配達先のフロアに着いても、戸数が多く、広いタワマンでは配達先を探すのに時間がかかる。この一連の流れを、配達先の数だけ警備室での在宅確認から延々と繰り返さなければならない。