【文春】ユニクロだけじゃない 潜入記者が見たヤマト運輸物流崩壊

41コメント

1

匿名さん


ユニクロだけじゃない 潜入記者が見たヤマト運輸物流崩壊

2月23日、ヤマト運輸の労働組合が、経営側に宅急便個数の受け入れ総量を抑制するように求めていたことが、いっせいに報じられた。ただ、ヤマトで潜入取材した経験がある筆者からすれば、遅きに失した感は否めない…
 私は、『仁義なき宅配』を書くため2014年夏、ヤマトの羽田クロノゲートで1カ月働いた。夜10時から朝6時まで7時間労働。深夜手当を含めても1万円にも届かない職場では、半分近くを外国人労働者が占めていた。

 宅急便のセールスドライバーは、昼食時間を削って荷物を配り続けても、最後の時間指定の夜9時までに終わらない。サービス残業も日常化。ドライバーの募集をかけても、きつい仕事が敬遠され、思うように人手が集まらない。

 ヤマトの労働環境が急激に悪化したのは2013年、アマゾンの荷物を運ぶようになってからだ。ライバル佐川急便は、利益が出ないとアマゾンに見切りをつけたが、業界シェアを重視するヤマトが引き受けたのだ。

 ヤマトの現役のドライバーはこう話す。

「もともと現場はひどかったけど、アマゾンを始めて以降、秩序がなくなった感じです。朝の荷物は100個から130個に増えました。しかし、最も大変なのは夕方の荷物が増えたこと。夕方はほとんどアマゾンの荷物。最後の時間が決まっているので、夕方の荷物が増えるのは本当にきつい」

 昨年、ヤマトを辞めた2人のベテラン・ドライバーも「アマゾンがなければ、辞めなかっただろう」と口を揃えていた。

 ヤマト運輸の親会社のヤマトHDは今年1月、人手不足による人件費の高騰などを理由として、2017年3月期の営業利益の予想を、前期比15%減の580億円に下方修正した。

 ヤマトは現在、年間17億個超の宅急便を配達する。アマゾンの荷物はその2割にあたる約3億個。最大手の荷主ではあるが、運賃は約250円と業界で最も安い水準。同社の平均運賃単価である570円台と比べると、アマゾンの安さが際立つ。

 関係者によれば、ヤマト側はアマゾンに運賃の引き上げを要望しているという。このままの労働環境では、物流崩壊に至るのは間違いない。
-1
+7
2

匿名さん

どこの企業も色々とありそう…
-1
+11
3

匿名さん

アマ損?
-3
+1
4

匿名さん

手数料は配達員にマージンされれば頑張るんじゃね?
-3
+10
5

匿名さん

当日中の配送断られたんだよねー
受付時間内なのに…
-4
+3
6

匿名さん

そんなに大変だったんだね

佐川よりサービスいいから頑張って欲しい
-3
+21
7

匿名さん

お上は売り上げの数字しか見ておらず、現場ではその苦労は見てもらえず
どこの仕事場でもありそうな事だけど、人を見ない会社は何れ崩壊する
-3
+15
8

匿名さん

ヤマトの従業員がかわいそう
アマゾンの買い物は躊躇する
-4
+19
9

匿名さん

>>7
何処もそうだよ…
-2
+2
10

匿名さん

>>9
どこもそうだと言う認識で言ってるんだと思うよ
0
+8

このトピックを見てる人に人気

今日の人気トピック

新着トピック