匿名さん
毎日、SNSで同世代で妊娠した人たちの投稿を見て希望を持ち、同時に妊娠できなかった自分を責めた。「あのときヒールをはいて仕事をしたから。スタジオが寒かったので暖かいズボンの衣装を選べばよかった。今、階段を歩いちゃったけど、振動がまずかったかな……」アンミカ、今だから話せる「授からなかった42歳からの不妊治療」の絶望から得た“幸せ” | 週刊女性PRIME
明るい笑顔と愛ある言葉で、多くの人を励ますアンミカ(49)が誰にも言えずに抱え込んできた“不妊治療”への取り組み。母になることを夢見て、必死に身体と向き合った4年間から得られた「宝」とは──。
「そういうこと(流産)が何回か続いて、自分の身体は“不育症”(※2回以上流産、死産を繰り返し、子どもを持てない人のことを広く不育症という)であると理解しました。46歳で数値が悪化していき、生理がピタッと止まって、夫と話し合った結果、不妊治療からは卒業しました」
「不妊治療をして無事に授かった人が話すことはあるけれど、授からなかったことを語る人はあまりいないなと思いました。子どもを育むことも素晴らしいことだけど、まずは自分が自分を大切にできて、幸せであることが人生において大事なのではと考えています。つらい気持ちを経験した人は、つらい気持ちを持つ誰かに寄り添える。それが人の最も大きな力だから。私はそう神父様に教わった。そして今、幸せに過ごせています」